土砂災害が日本中で起きているのに…。 絶対にいらない!長野県 霧ヶ峰高原の下 大自然の中に超大規模ソーラー発電所!
土砂災害が日本中で起きているのに…。 絶対にいらない!長野県 霧ヶ峰高原の下 大自然の中に超大規模ソーラー発電所!
総事業面積 東京ドーム約40個の196.5ha
パネル枚数 31万枚
伐採される木 約1万7000トン(10トンダンプ1700台)
建設で発生する土の量 約22万㎥(10トンダンプ5万台)
事業名 諏訪市四賀ソーラー事業(仮称)
建設予定地 長野県諏訪市 霧ケ峰高原の下、山中の川沿いで標高およそ1200m~1500m 当然そこよりも下流域、およそ標高920 mからは多くの私たち住民たちが暮らしています。この下流域の米沢地区では昭和58年、土砂災害が起こりました。
自然災害は自然だけが起こすのではなく、人間が起こしている場合もある。
経済最優先の日本を、みなさんの力で変えていこうではありませんか!
毎年のように日本全国で起こる大雨による土砂災害。多くの尊い命が失われている。
山の木を切り、山を削り、道を開き、住宅団地造成等のお金になる木を植えてきた。そんな山はとても崩れやすくなるのではないのか。
人が手を加えた自然がいかに危険なのか、想像はるかに超えている。今度はそこにお金になるソーラーパネルを植える。こんな危険と引き換えにしてまで電気を作る必要があるのか…?
調整池が3箇所作られる。それは住民たちが住む地域より高い森林地帯の川の中。大きい池で深さ約10m長さ約200mも山の中を流れる川を掘削する。掘削する川辺はわき水が大量に出ている。わき水は下流域茅野市民4分の1の飲料水となったり稲作にとっても大切な水。
通常であればこのわき水が再び山にしみ込み下流域で再びわき水(大清水湧水)となって出てくる。これが下流の茅野市民の飲料水となる。この工事や調整池が大清水湧水にどんな影響があるのか懸念されている。
識者の懸念
元信州大学 熊井久雄
この大清水湧水に関する論文が出されている(1975年)
「大清水湧水の湧出機構について」「八ヶ岳火山山麓の水理地質学的研究」
「この地域の地質的特徴から大清水水源への湧出に関して開発地内を流れる茅野横河川の影響もある」と記述されている。しかし、事業者は「大清水は開発地の影響は予測されないと報告。食い違う見解となっている。不安は解消されていない。
自然環境、生物多様性への影響
天然記念物のニホンヤマネ、ニホンカモシカも確認されている。
計画地には湿原が5つ存在。この湿原のミズゴケ群は長野県レッドリスト「大山牧場西湿原群(Aランク)に指定。更に環境省からは特定植物群落「諏訪高原リゾート開発地内湿原」として指定を受けている。また、サクラソウは長野県レッドデータブックにも指定されている。掘削予定の河川には「アマゴ」の原種が生息。このアマゴは日本の北限としても確認されており、この北限のアマゴがいなくなる可能性が高いと懸念されている。
この希少種を含む生物多様性自然の価値は計り知れない。保護すべき自然環境なのではないか。
懸念される事を上げたらきりがない
建設工事で発生する土(約22万㎥)は近隣の採掘場に運び出す予定であり、その土や工事によって河川に、にごり水が流れ始めたら、稲作農業への影響や、河川の漁業(諏訪東部漁協組合)や諏訪湖の漁業(諏訪湖漁協組合)に大きな影響があるのではないか。下流域への土砂災害も危惧されている。
更に霧ヶ峰のわき水を使用している地酒(諏訪五蔵)霧ヶ峰高原の景観・観光、大規模な断層「糸魚川ー静岡線」が近くに存在。大地震が起きたら…。20年経てば31万枚のソーラーパネルは産業廃棄物となる。その処理は大丈夫なのか。
未来の子どもたちが一番被害を受ける可能性が高い!
土砂災害もわき水への影響も、すぐにではなく数十年後かもしれない。
その時この地域の子どもたちが悲しく辛い思いをするはず。
大人たちの力で子どもたちの未来を守ってあげてほしい。
詳しくはホームページもご覧下さい。
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意思決定者(宛先)
- 長野県 知事
- 知事