市民を欺く建築物「こども本の森」は撤回して「みんなの本当の森」をつくろう
市民を欺く建築物「こども本の森」は撤回して「みんなの本当の森」をつくろう
この署名で変えたいこと
〇安藤忠雄さん!!箱モノではなく、安藤さんの想いがこもった「安藤こども文庫」を創りましょう。そして、「本当の森を」中之島に、一緒に作りませんか。利用されない箱モノ文化施設や、砂漠の公園より、森と芝生が広がる水辺に囲まれた公園の方が、世界の観光客も魅了させ、この地に賑わいを生み出すでしょう。(提案イメージ図はこちら)
〇安藤忠雄さん!!「こども本の森 中之島」は、撤回してください。
誰も、安藤さんに、中之島公園に、建物を作ってほしいと頼んだ市民はいませんでした。安藤さんの突然の思い付きの提言「こども本の森 中之島」という名の施設建設は、みんなが散策や自然と親しむ公園を破壊する暴挙であり、「子ども」を口実にした箱モノ建築物は「市民を欺く」公共への三つの背信行為です。直ちに、「こども本の森 中之島」を撤回してください。
1;民主的で公正な手続きを欺き、善意を装った建築物の寄付行為
公共の土地である公園に、安藤氏の個人事務所が、大阪市に寄付という名目で、建造物を建て、その建造物を公共施設とする手法は、民主主義と公正な手続きをすっ飛ばした、市民社会を欺く手法です。寄付のために、環境アセスメントはなされず、公共建築の設計者を選ぶ公開コンペも割愛されました。
2;本を読みたい子どもの心を欺く「こども本の森 中之島」
3 階のコンクリート吹き抜けの高い垂直の壁に、本を並べた「本の森」は、ハシゴや階段を上らないと本を手にすることができず、子供の目線でデザインされているとは思えません。 (内観イメージ図はこちら) また、子供が居住していない中之島公園では、日常的に子どもは利用できません。将来は、閑散とした施設になり、子どもへの教育効果も上がりません。
3;安藤さん!中之島公園をこれ以上破壊しないでください
安藤さんは、本を手にして子どもが屋外の芝生で寝転がって読んだらといわれますが、この施設の前には二車線の自動車道が走り、子供がこの施設から飛び出せば、命にかかわります。 (外観イメージ図はこちら) 周りは平らな一辺の芝生もなく、ほとんどがコンクリート舗装に覆われ、酷暑の時はヒートアイランドで歩くこともできない砂漠化した公園です。「こども本の森 中之島」は、中之島公園の歴史景観を破壊し、市民の健康を守る散策や自然鑑賞の機会を奪うものです。こどもの施設はこのような砂漠化した環境にふさわしくはありません。「こども」を口実にした独善的な建築物は、市民を欺きます。
〇皆様、
私たちは、中之島公園を緑豊かな公園に再生しようとしています。そのためには、現在進行中の安藤忠雄さんの箱モノの「こども本の森 中之島」の建設事業を止めねばなりません。これは、次世代の大阪の子どもたちに、豊かな自然が息づく公園を贈りものとして届けるために、現在の私たち大人がしなければならないことです。上記にご賛同いただきたく、ご署名を頂ければ幸いです。
「中之島公園を良くする会 第1回シンポジウム」を開催いたします。 詳細は、こちらをご覧ください。
意思決定者(宛先)
- 安藤忠雄 世界的建築家
- 吉村洋文 大阪市長