オムツ替えはママだけ?!おしりふきのパッケージを「お母さんを応援」から「子育てする全てのひとを応援」に変えて欲しい!
オムツ替えはママだけ?!おしりふきのパッケージを「お母さんを応援」から「子育てする全てのひとを応援」に変えて欲しい!
この署名で変えたいこと
株式会社 赤ちゃん本舗が販売している「水99%Super 新生児からのおしりふき」には「akachan honpoは全国のお母さんを応援します」という記載があります。
私たちは0歳児の育児をしており、株式会社赤ちゃん本舗のこのおしりふきを利用しています。使い心地がとてもよくコスパもいいので愛用していますが、この記載だけは、気持ちにひっかかっているものがありました。
オムツを替えるのは「お母さん」だけですか???
現代は家族が多様化し、さまざまな家庭の形があります。
お父さんが新生児期から積極的に育児参加している家庭も少しずつ増えていますし、父母以外の養育者が赤ちゃんをケアするケースもたくさんあるはずです。
私たちのメンバーで育児をしているお父さんは、泣きやまない赤ちゃんをあやしながらオムツを変えようと焦ってこのパッケージを手にしたとき、自分は子育ての主役として認められてないのかな?と悲しく思いました。
また、赤ちゃんのお父さんと離れて暮らし、いわゆる「ワンオペ」育児をしているお母さんは授乳で夜も眠れず疲れ切った中、やっとのことでオムツを変えようとパッケージを手にしたとき、「お母さんを応援します」と書かれたパッケージを見て、複雑な気持ちになりました。なぜなら、母親だけに育児の責任を負わせるような表現で孤独感を感じたからです。
さらに、共働きで分担して育児をしているお父さん・お母さんは、赤ちゃんがこのおしふりきを手に取って遊ぶ様子を見ながら、不安を募らせています。幼いころから、育児用品に「お母さん」のみが強調されているのを目にし、こどもが「育児=お母さんだけがするもの」という性的役割分担の偏見を持ってしまうのでは、と思うからです。
折しも今は、政府もお父さんが育児に参加することを奨励しています。2020年度までに男性の育休取得率を13%になるよう目指しているそうです。
ですが厚生労働省の調査によると、男性の育児休業の取得率は2017年度で5.14%しかありません。
世の中に育児を「お母さん」にばかり押し付けるようなメッセージが溢れていては、男性の育児参加率が劇的に増えることはのぞめないのではないでしょうか。
株式会社 赤ちゃん本舗は、長年子育てにとても役立つ製品をたくさんだしてくださっており、子育て中の家族の心強い味方です。
だからこそ、「お母さん」にだけ育児の責任を押し付け、また「お母さん」以外の育児参加を阻害するようなパッケージではなく、「子育てをする全てのひと」を応援していただき、もっと多くの人が楽しく育児ができるような製品をだしていただけないでしょうか。
お願い:おしりふきのパッケージを「お母さんを応援」から「子育てする全てのひとを応援」等赤ちゃんをお世話する全てのひとが応援された気持ちになるパッケージに変えて欲しい!
理由:おしりふきという子育ての必需品において「お母さん」のみを強調することで、
○父親やその他の養育者に疎外感を与える表現になる
○母親だけに育児の責任を負わせるような表現になる
○それを目にして育つこども達に「育児=母親のみがするもの」という性的偏見を与える可能性がある
ぜひ、「akachan honpoは全国のお母さんを応援します」の記載ではなく、赤ちゃんをお世話する全てのひとが応援された気持ちになるパッケージをつくってくださるよう、よろしくお願いします!
本キャンペーンでは、賛同者を集め、株式会社赤ちゃん本舗に声を届けてお願いに参ります。
どうぞご署名へのご協力をよろしくお願いいたします
■FAQ(よくいただく質問と答え)
Q・「お母さん」を「応援」しているのだから良いことなのでは?
A・上述の通り、育児用品において「お母さん」だけを強調し、「お父さん」やそれ以外の養育者に触れていないことが問題と考えます
Q・専業主婦や母子家庭を否定しているの?
A・違います。家族の形は様々で、合意によって成立している全ての家族の形が尊重されるべきと考えます。「お母さん」が育児の主役である家庭も、そうでない家庭も、性的偏見から自由になり、幸せに子育てできることを願います
Q・パパもがんばってるんだけど・・
A・私達は真剣に育児に取り組んでおられる、お父さんやその他の養育者がいらっしゃることを深く理解しており、またそのことを社会が広く認識し応援するようになることをキャンペーンの目標のひとつとしております。他方で「もっと育児にかかわりたい」と思いながらも、男性が育児休暇を申請しにくい雰囲気である等、社会的な性的偏見によって思うように育児に参加できていないお父さんやその他の養育者がいることも理解しております。これらの性的偏見をなくし、それぞれの家庭が望む形で育児できるようになることが私達の目標です
Q・署名キャンペーンではなく直接お客様サービス部に伝えたら?
A・お客様サービス部にお願いのメールを差し上げました。丁寧なご返答を頂きましたが、やはり一購入者ひとりの意見では限界があると感じ、このキャンペーンを立ち上げました。また子育て用品に「ママ」「お母さん」のみを強調している商品は他にも沢山あるのが現状です。社会的に問題提起をする意味もこめてこのキャンペーンをたちあげました
■参考資料
- 男女共同参画白書(概要版) 平成29年版にみる共働き世帯数http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h29/gaiyou/html/honpen/b1_s03.html
- 厚生労働省「平成 28 年度雇用均等基本調査」の結果概要にみる父親の育児休業取得率http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-28r-07.pdf
- 平成28年 国民生活基礎調査の概況にみる父子家庭世帯数http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/02.pdf
- 第4次男女共同参画基本計画にみる政府の父親の育児休業取得率目標値http://www.gender.go.jp/about_danjo/basic_plans/4th/pdf/print.pdf
- 男性カップルの養育里親の事例http://mainichi.jp/articles/20170406/k00/00m/040/154000c
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「オムツ替えはママだけ?!」署名キャンペーン
代表:早川菜津美
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意思決定者(宛先)
- 株式会社 赤ちゃん本舗お客様サービス部