あの「嵯峨野の竹林」が破壊されようとしています! 凄まじい環境破壊を地球市民の署名で止めましょう!
あの「嵯峨野の竹林」が破壊されようとしています! 凄まじい環境破壊を地球市民の署名で止めましょう!
この署名で変えたいこと
京都の嵐山と嵯峨野は、日々世界中から多くの観光客が訪れる美しい景観が保存されてきた地域です。
なかでも「嵯峨野の竹林」は、世界遺産である天龍寺を包含する美しい光景として、インスタやフェイスブックによって世界に広められ、訪れる人々を魅了しています。
周辺は風致地区・歴史的風土保存区域・特別修景地域などに指定され、植樹の枝を切るにも行政の許可がいるというほどに多くの法令によって市街化や開発行為がきびしく規制され、地域住民によって守られてきたからこその景観です。
その竹林の一角がある日突然、バッサリと刈り取られていました!
地域住民の知らないところで、東京ドームのグラウンドの70%にあたる9000㎡の竹林が破壊され、大企業の運営する富裕層を対象にした「高級老人ホーム」の建設計画が進んでいたのです。
竹林破壊が行われた後になって、「明後日から10トンダンプの出入りがある工事を始めます」という業者説明会が、ごく一部の地域住民を集めて行われたそうです。
「民間の事業なので本来住民のみなさんにお知らせする必要はないのですが、安全に気をつけてやりますということで工事計画などのお知らせをさせていただきます」
「行政の方には事前相談をさせていただき法令的にはすべてクリアしています」
との一方的な通告のような感じで始まった集会だったそうですが、「高級老人ホーム」の面する竹林の小径は、世界の旅人が散策するばかりでなく児童の通学路でもある幅3メートルの狭い道です。おかあさんたちは怒り、心配して「本当に行政の許認可はおりているの?」と激しく追及しますと業者は口ごもり、実はまだ建築確認すらもおりていないことが発覚したのです。(「説明会」のあった1月13日現在)
環境を守るいくつもの法令についても、「事前指導を受けているのですべて許認可がいただける見込み」と、冒頭に言ったことが嘘であったことも発覚。
世界遺産条約で認められた世界遺産であり、歴史的文化的にも国際観光都市としても、世界に誇らしくさらに多くの観光客を世界から迎えようとしている京都府・京都市なのに、こうしたヴィジョンや施策に反し、公益よりも一私企業の利益に奉仕して、世界の宝とも言える「嵯峨野の竹林」の破壊を許すのでしょうか?
政府の「訪日外国人4000万人計画」にも真っ向から逆らおう、ということなのでしょうか?
私たちは、なにより、世界遺産の天龍寺を含むあの美しい嵯峨野の竹林を今のままで残したいと願います。
朝な夕なに鳥が鳴き、さやさやと葉擦れの音も爽やかな竹林の静寂が続くよう願います。
世界から訪れてくださる人々を失望させないことを願います。
みなさんの声だけが、この暴挙を止めることができます。どうか署名をお願いします。
これ以上の破壊が進み、取り返しがつかなくなる前に・・・・・・
呼びかける私は美しい嵯峨野の竹林を守りたい地球市民のひとりです。
意思決定者(宛先)
- 京都府
- 石井啓一 殿国土交通大臣
- 国土交通省ホットラインステーション