次の皇太子は愛子さまではなく秋篠宮さま?! 国民的議論なしで秋篠宮さまを皇嗣(皇太子)とする「退位特例法」案の見直しを求めます!

次の皇太子は愛子さまではなく秋篠宮さま?! 国民的議論なしで秋篠宮さまを皇嗣(皇太子)とする「退位特例法」案の見直しを求めます!

開始日
2017年4月17日
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 女性天皇を支持する国民の会

天皇陛下の生前退位に伴い、政府は秋篠宮さまを次代の皇嗣(皇太子)と想定した法整備を進めています。しかし、皇太子ご夫妻(次の天皇皇后両陛下)には、2019年12月に18歳となる一人子・愛子さまがおられます。現在の皇室典範では女性は皇太子になれませんが、世論調査では常に国民の7割以上が女性天皇に賛成しています。

■女性皇太子望む世論恐れる安倍政権--背景に男系男子絶対の「日本会議」

皇位継承を「男系男子に限る」とする皇室典範は、側室制度がなくなった現代においては、皇室の存続を危うくするものとなっています。また、国連から指摘があった「男女差別」という観点からも、時代に合わなくなったものと言わざるを得ません。いま広く民意を問えば、皇室典範を改正し、愛子さまを皇太子にという声が多数となるでしょう。

ところが、男系男子継承を絶対視する「日本会議」をバックボーンとする安倍政権は、愛子さまを皇太子にと望む世論を恐れ、有識者会議では女性天皇の話を禁じました。その一方、マスコミを使ってリークを続け、皇位継承順位1位の秋篠宮さまが次の皇嗣であるという論調一色に染め上げました。

■「特例法」で秋篠宮さまを「皇嗣殿下」へゴリ押し

男子ではない愛子さまは、現在の皇室典範では皇嗣(皇太子)になることはできません。次の天皇の弟である秋篠宮さまも、直系ではなく傍系となるので、皇嗣(皇太子)にはなりえません。政府が、秋篠宮さまを皇嗣(皇太子)とする論拠としている「皇位継承順位1位」は、状況によって2位、3位と変わる暫定的なもの。「皇太子=皇位継承が確定した方」を意味する皇嗣とは異なります。皇嗣(皇太子)は、天皇の直系である子か孫しかなりえないのです。

つまり、愛子さまも、秋篠宮さまも、皇嗣(皇太子)となるには、皇室典範の改正が必要となるということでは、同じなのです。

にもかかわらず安倍政権は、皇室典範の改正には手を付けない方針で、また国民の意見を問うパブリックコメントも実施せず、「退位特例法」をもって秋篠宮さまを皇嗣(皇太子)にしようとしています。異論が出ることを恐れ、急いで決めようとしています。

■秋篠宮さまの予算を3倍に--現皇太子殿下より多い理由は?

安倍政権は、秋篠宮さまが新天皇の次の天皇であることを示すため、対外的には皇太子を意味する「Crown Prince」とし、補佐機関として「皇嗣職」を設け、関連予算も大幅に引き上げようとしています。秋篠宮さまには現在の3倍、秋篠宮家全体では1億数千万円にものぼります。現在の皇太子殿下のご予算よりはるかに多い金額であることは明らかで、なぜ「3倍」としなければならないのか、国民に対し、明確な説明が必要です。警備などの人件費を考えれば、実際にかかる費用はさらに大きく膨らむでしょう。

貧富の格差が増大し、子どもの6人に1人が「貧困」に陥っているという今の日本において、今すぐ必要というわけではない「皇嗣殿下」を無理やり誕生させて、皇室予算をそれほど増額する意味が、はたしてあるでしょうか? 国民に十分な説明をせず、国民の意見も聞かないまま、既成事実をもって国内外に皇太子と認めさせてしまおうという安倍政権の魂胆を、国民はこのまま見過ごしていいのでしょうか?

■民意無視で「将来の国の形」が決められてしまう!

5月の大型連休明けには、この特例法案が国会に提出され、今国会中(6月18日まで)に可決成立してしまう可能性が高まっています。将来の日本の国の形を決める重大事項が、国民の意見を聞かずに決められようとしているのです。

そもそも、生前退位に国民が賛成したのは、両陛下に「ゆっくり休養していただきたい」と思ったためで、秋篠宮さまが次の皇太子となられ、予算が3倍になるなどということは、「聞いていない話」です。「次の皇太子(第127代天皇)は愛子さまか秋篠宮さまか」「男女問わぬ直系継承か、男系男子の死守か」を、きちんとした国民的議論を経て決めることができるよう、この「退位特例法」の見直しを求めます!

 皇太子さま即位後の皇位継承については、特例法ではなく皇室典範の改正を前提に、国民がじっくり考え、検討する時間が必要です。皇室が安定して継続するには「女性天皇・女系天皇への途を開くことが不可欠」とした、『2005年有識者会議報告書』に立ち戻り、再度、国民の意見を広く聴取したうえで、皇室典範改正の論議を再開するよう求めます!

★「退位特例法」案の見直しがなぜ必要か、より詳しく知っていただくために…【皇室Q&A】

<Q>新天皇即位後、すぐに皇太子は必要なの?

 いいえ。生前退位によって皇太子が不在となることが大問題のように取り沙汰されていますが、歴史を振り返れば、皇太子が長く不在だった例は珍しくありません。昭和時代も、継宮さま(今上陛下)が18歳で立太子される昭和27年まで、じつに27年間、皇太子は不在でした。

<Q>愛子さまは今15歳になられたばかり、立太子できる年齢は?

 前述のように新天皇の即位と同時に皇太子が必要ということではないのですが、どうしてもということなら、1年も待たずに愛子さまは立太子可能な年齢(18歳)になられます。新天皇の即位は2019年1月と予想されていますが、同年12月1日に、愛子さまは18歳のお誕生日を迎えられます。新天皇と5歳しか違わない秋篠宮さまに、無理に皇太子になっていただかなくても、大丈夫なのです。

<Q>でも、皇室はずっと男系で続いてきたのでは?

 必ずしもそうではありません。皇統の系統については諸説あり、日本の伝統は双系であると解説する研究者もいます。女帝である元明天皇から娘の元正天皇に継承された例もあります。言うまでもないことですが、愛子さまは男系の内親王であり、皇位を継承されれば、男系の女性天皇となられます。

<Q>皇室には悠仁親王がいらっしゃるので、皇統は安泰では?

 悠仁さまが継承されても、男子が生まれなければ、現在の皇室典範では皇統は断絶してしまいます。これまで男子でつないでこられたのは、側室制度のおかげです。歴代天皇の半数近くが非嫡系(側室の子)だったのです。

<Q>生殖医療の発達で、側室制度なしでも男子継承を維持できるのでは?

 皇室は「日本国の象徴」です。生命倫理違反をおかしてまで、男子だけの継承にこだわる理由がありません。

<Q>諸外国の王位継承はどうなっているの?

 昔は日本のように男子しか継承できないとする国も多かったのですが、とくにヨーロッパの王室で、次々に制度を改めています。愛子さまと同世代の継承者の多くが女性です。

<Q>民進党が主張する「女性宮家」で、愛子さまは天皇になれる?

 いいえ。民進党がいう女性宮家は公務の担い手で、皇位継承とは無関係です。また、民進党は「皇位継承は悠仁さままでは決まっている」としており、女性天皇については秋篠宮家に皇統が移った後を想定しているようです。その場合、たとえ女性天皇が認められても、皇位継承順位は、悠仁さまの御子、姉である眞子さまの御子という順となり、愛子さまの皇位継承の可能性はほぼ消失します。

 また、民進党案では、三笠宮家、高円宮家という貴重な文化伝統を継承する宮家も消失してしまう恐れがあります。愛子さまが皇位を継ぎ、3つの宮家をそれぞれ長子が継承する直系長子継承とすれば、皇室は将来にわたり、安定的に維持していくことができます。直系長子継承は2005年の有識者会議が検討を重ねて結論したものです。

・皇室典範に関する有識者会議報告書(平成17年11月24日)http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/houkoku/houkoku.html

<Q>その『2005年有識者会議』は、今なぜ生かされていないの?

「女性・女系天皇」を認める『2005年有識者会議』をふまえた法案が、国会に上程される寸前だった2006年2月、紀子妃懐妊がNHKによってリークされ、上程は見送られたのです。その後、安倍政権によって白紙に戻されてしまいました。11年後の今、『2005年有識者会議』の女帝容認・直系長子継承の正しさが、改めて見直されています。

 かつて安倍総理が白紙に戻した皇室典範改正論議を再開することこそが、袋小路に追い詰められようとしている皇室をお守りする唯一の道です。民主主義のもと、国民に広く支持され、敬愛され、安定して続いていく皇室の姿は、秋篠宮さまを皇嗣とする「退位特例法」にも、日本会議と安倍政権が固執する「男系男子継承」にも無いことだけは、確かです。

<Q>「女性天皇を支持する国民の会」って何?

 国民的議論なしに、皇位継承が男系男子で決められようとしていることに、強い危機感をもった女性たちがネットで出会い、今年3月に開設したものです。同時に、意見広告を新聞に載せるための募金活動をスタートしました。
 安倍政権による男系男子のゴリ押しに疑問を覚える方、日本に女性皇太子・女性天皇を復活させたいと望む方、どうぞ私たちの活動にご参加ください。

★女性天皇を支持する国民の会
http://blog.goo.ne.jp/jyoteisiji2017
Email: jyoteisiji2017@goo.jp
Facebook: https://www.facebook.com/jyoteisiji/

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