被害者の実名、顔写真、SNSなど個人情報の報道を自粛するよう各メディアに求めます

被害者の実名、顔写真、SNSなど個人情報の報道を自粛するよう各メディアに求めます

開始日
2017年11月14日
署名の宛先
日本テレビ放送網株式会社
このオンライン署名は終了しました
22,172人の賛同者が集まりました

この署名で変えたいこと

署名の発信者 長谷川 花子

事件被害者のプライバシーと遺族の生活を守る: 被害者の実名、顔写真、SNSなどの個人情報の報道の自粛を求める

先月末、世間を震撼させる衝撃的なニュースが報道されました。

神奈川県座間市のとあるアパートから9人の男女の遺体が発見されたというそのニュース、発覚から2週間が経過した現在でも未だ世間を賑わせています。

未だ事件の全容は明らかになっていませんが、自らの稚拙な欲求を満たすためだけに他人の生命を奪い冒涜するその行為は実に身勝手で怒りを禁じ得ません。

ご遺族の皆様のご心痛をお察し申し上げますとともに、この度被害に遭われた9人の方々に謹んで哀悼の意を表します。

今回の事件に関しまして、私が怒りを抱いたのは加害者の身勝手な行動だけではありません。

連日のように報道される被害者の方々の実名、顔写真、被害者の家族や知人への取材、被害者の人柄や行動、SNSまで。

執拗に被害者をつつきまわし、よりセンセーショナルな情報を嬉々として発表する現在の報道のあり方に私は疑問を抱いております。

亡くなった方にはプライバシーも何も関係ないのでしょうか?

今回の事件は被害者の身元が発覚した直後に遺族の方々が「実名報道、取材はご遠慮ください」との旨のコメントを発表しておられます。

報道の自由の下ならば、遺族の意思も本人の気持ちも関係なく、何を報道しても良いのでしょうか?

このような報道のあり方は被害者への冒涜であるとともに、遺族感情をも無視したセカンドレイプのようなものだと感じます。

メディアの視聴率欲しさのために被害者は衆目に晒され続け、その間遺族は安らぐこともできず苦しみ続け、それはもはや犯罪の片棒を担いでいるのと同じようなことではないでしょうか。

今回の事件に限ったことではありません。

これまでもこのようなことは数え切れないほど繰り返されてきました。

罪のない被害者が俎上に載せられ、世間はそれを見て勝手なことを言い、被害者や遺族はいつまでも傷つけられ続けます。

被害者である人々が最低限のプライバシーも守られず、視聴率やお茶の間の話題のためにいつまでも見世物にされるのは間違っていると私は感じます。

SNSを見ていても同じような意見を持っている方がたくさんいらっしゃいました。

ですがきっと声を上げないままでは何も変わりません。

力不足ではありますが、私も小さな第一歩を踏み出さなければならないと感じ、この署名活動に踏み切りました。

集まった署名は民放主要放送局4局(日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日、TBSテレビ)とNHKの5局に送付しようと考えています。

現在マスメディアの中でも特に大きな影響力を持っているのがテレビだと思います。

老若男女問わず多くの人が目にするテレビ、まずそこから変わることができればその波が少しずつ広がり、いつか被害者がそれ以上不当に辱められることのない社会になるのではないかと考えております。

この署名が大きなことを変える小さな一歩になれば良いと心から願っております。

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意思決定者(宛先)

  • 日本放送協会
  • 日本テレビ放送網株式会社
  • 株式会社テレビ朝日
  • 株式会社フジテレビジョン
  • 株式会社東京放送ホールディングス